今回は、『OculusLink』の設定方法を解説いたします。
OculusLinkは必要な物さえあれば、設定自体はとても簡単に行えます。
以前このブログでも紹介した、『VirtualDesktop』を利用したPCVRの設定方法などがちょっと難しいという人にお勧めです。
また、ベータ版ではありますが公式に認められた方法ですので安心です。
必要となるものは以下の3つです。
- VRレディーPC
- USBケーブル
- Oculus公式ソフト(無料)
VRレディーPC 詳細
USBポートですが、以前はバージョン3.0以上が必須でしたが、現在は2.0でも良くなりました。
さらにアップデートを重ねた結果、グラフィックボードの最小スペックが上昇しています。最低がGTX1060 6GBとなっており、GTX1650はサポート外となってしまいました。
グラフィックボードがサポート外となっている方もご安心下さい。私のPCもグラフィックボードは最小要件を満たしていません。
私のPCのスペックは以前紹介させていただきましたが、グラフィックボードはGTX1650となっており、現在はサポート外です。ですが、ちゃんと遊べています。
最低限のスペックを満たしていなくてもチャンスはあるので、あきらめないでやってみる価値はあると思います。
USBケーブルについて
公式ケーブルは柔らかく長さも5mでプレイするにはちょうどいいかもうしれませんが、価格が10,200円と高価です。
Ankerのケーブルは公式で推奨されているそうですが、3mと短めです。
私は、SHEAWAの5mを利用しています。長さ的には十分ですが、ケーブル自体が固くて重いのが気になってしまいます。
参考までにアマゾンのリンクを貼っておきます。
Anker
SHEAWA
ここで紹介したケーブル以外でも選択肢はあると思います。VRには、長くて柔らかいケーブルが良いと思います。
また、ゲームによると思いますが遅延の可能性があるので、3.0以上のケーブルを選ぶのが良いと思います。
セッティングの手順
今回は4段階に分けて説明します。
- 公式ソフトのインストール
- OculusQuest本体のバージョン確認
- USBケーブル接続
- OculusLinkスタート
公式ソフトのインストール
公式サイト
上記リンクの公式サイトの下の方にソフトウェアをダウンロード(以下DL)があります。DLやインストールに使うフォルダは任意で結構です。
次にログインします。2020年10月以降OculusアカウントはFacebookアカウントに統合されるそうなので、Facebookアカウントでログインするのが良いでしょう。
ログイン後ソフトのバージョンを確認します。
『設定』→『一般』と進み一番下にスクロールします。
OculusLink対応のバージョンは1.43以上ですが、できる限り最新にしておきましょう。
2020年9月現在最新のバージョンは20です。
また、SteamVRを利用できるようにするため、同ページ上部の『提供元不明』をオンにしておきましょう。
OculusQuest本体のバージョン確認
普段クエストをよく利用していて、こまめにアップデートできている方は飛ばして結構です。
OculusQuest(以下クエスト)のバージョン確認をします。
11.0以上であれば、OKです。
2020年9月現在の最新バージョンは20です。
USBケーブル接続
クエストとPCをUSBケーブルで接続します。
先ほどインストール(ログイン)したOculus公式ソフトを立ち上げて下さい
設定が完了していれば、緑色のチェックが点灯ます。
コントローラーの電池が足りなかったりすると赤のチェックが点灯します。
USB2.0で接続すると、オレンジ色のチェックが点灯します。
もし、緑色のチェックが点灯しない場合、PCのUSBコネクタを別の場所に差し替えて下さい。
他者のブログなどを見ると、前面の端子より後面の端子の方が接続が良くなる場合がよくあるみたいです。前面と違い、後面のポートはマザーボード直結なのでつながりやすいのかもしれません。
私のPCでも前面のUSB3.0端子に接続すると2.0として認識されてしまう不具合があります。
セッテイングのみであれば、短めのケーブルでも良いと思います。勿論、クエスト同梱のケーブルでもOKです。
OculusLinkスタート
問題なく緑色のチェック点灯していればクエストを被りスタートするだけです。
クエストを装着しましょう。
クエストが開発者モードになっていない場合、『Allow access to data』とメッセージが出るので、どちらかを選択して下さい。
これは、PCからクエストのデータにアクセスの許可を求めるメッセージです。
『Deny』 ダメです
『Allow』 許可する
2020年9月現在はどちらを選択してもOKです。
開発者モードにすると出てきません。
スタートする方法はいくつかあります。
8月後半よりクエストのインターフェースが新しくなったので、新バージョンで解説します。
『設定』→『クイックアクション』に進みます。
すると『OculusLink』ボタンがありますので、これをクリックするとOculusLinkがスタートします。
成功するとRiftsのホームが立ち上がります。
こちらがRftsのホーム画面です。オキュラスボタンを押すと下のパネルがでてきます。
- ストアです。まずは無料、もしくはクロスバイ対応アプリから始めると良いでしょう
- ライブラリーです。すでにインストールしたアプリがあればここに表示されます。
- リモートデスクトップです。こちらからPCのリモート操作をすることができます。
- OculusLinkを終了します。
SteamVRの開始
まだSteamVRをインストールしていな方は、こちらを参照にして下さい。
インストールまでで結構です。
全てOculusLinkからでもできますが、操作が若干あるので、PCを直接操作します。
インストール後、ウィンドウズのスタートメニューをクリックし、SteamVRを右クリックしてスターとメニュー(タイル)に追加しておきましょう。初回の起動が楽になります。
クエストに戻り、OculusLinkをスタートしリモートデスクトップからタイルのSteamVRをアイコンをクリックしましょう。
こちらがSteamVRのホームです。初回はガーディアンの設定を求められるかもしれません。
お試しでプレイする場合、無料のアプリで始めるのがお勧めです。例えばVRChatなどから始めると良いでしょう
プレイ画面録画について
録画方法には2通りあります。
- クエストの録画機能を使う。
- PCのキャプチャをする。
クエストの録画機能を使う場合、クエストで録画をスタートし、OculusLink、Riftsアプリと進みます。いつも通り、クエストで録画している自分目線の動画をとる事ができます。
PCのキャプチャをする場合、Rftsのアプリを始めると、PCのプレイ画面が自動ででてきます。その画面をキャプチャ録画します。
色々な動画をとりたい方は『OculusMirror』があります。以前このブログで記事をアップしていますので、よろしければ参考にして下さい。
皆さん無事にセッテイング出来ましたでしょうか?
もう少し細かく動画で見たい方は、YouTubeに動画がありますのでそちらを参考にして下さい。
今後もOculusQuestの便利な使い方を次々にアップしています。よろしければ、YouTubeにも遊びに来てください。
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